墓の中の家


606 :1:2005/08/22(月) 18:29:11 ID:uu4132wM0
私の生まれ育った実家は、お墓の中にありました。とはいっても、お寺さんではありません。
私の実家は、玄関に入ると中央に廊下があり、左右に部屋が並んでいます。
玄関から見て右手、建物の北側が墓地であり、一番奥の部屋が当時の私の部屋です。
窓の外には、無縁仏の放置された墓石がごろごろしており、窓から手を伸ばせば、それに触れることが出来ました。
庭の造成でユンボが入り、庭を掘り起こした時、数々の墓石が出てきた事もありました。
またある日、飼い犬が骨を掘り当て、それが人骨のように大きかったので、
お寺の住職に見せたところ、紛れも無く人骨で、警察も介入してきました。
骨はその昔、この地に土葬された方のものだったらしく、事件性はありませんでした。


607 :2:2005/08/22(月) 18:34:34 ID:uu4132wM0
しかしながら私の家族は、そこに家を建ててからというもの、数々の事件や事故が発生しました。
今現在、私の家族はバラバラに生活しています。

前置きが長くなりましたが、これは私の家族が皆で生活していた時に起きた、不思議な体験です。

私が中学に入学して間もない頃、弟が自宅前の路上で交通事故に遭いました。
その2年前にも私自身が交通事故に遭っていて、生死をさまよった事があるため、
両親はことのほか心配して、その日はつきっきりになったのです。
そして私は、妹の面倒見るように言われ、自宅で帰りを待っていました。


608 :3:2005/08/22(月) 18:41:01 ID:uu4132wM0
帰ってきた妹を早々に寝かしつけ、自分の部屋でマンガ本を読んでいると、
異常なまでの眠気に襲われ、そのまま寝てしまったのです。

どのくらい眠ったでしょうか?
気がついて起きてみると、時計の針は午前2時を回っていました。
両親の部屋を覗いてみましたが、誰も居ません。
「まだ帰ってないんだ・・弟は大丈夫かな・・・」
そう思って部屋に戻り、汗ばんだ服を脱ぎTシャツに着替え、トイレに行きました。
先にも話したとおり、私の実家は建物の中央に廊下があります。
トイレは玄関の横北東の位置にあり、窓からはやはりお墓が見えます。

廊下を歩いていくと、後ろで誰かが横切った錯覚に捉われました。
振り返ってみましたが誰も居ません。
さっさと用を足し部屋に戻りましたが、誰かが家の中に居るような気配です。
少し怖くなった私は、部屋の電気を消し、布団の中に潜り込みました。
するといきなり、明かりがついたような感じが・・・
えっ?と思い、布団から顔を出すと真っ暗!
その直後、体が硬直して動かなくなったのです。


609 :4:2005/08/22(月) 18:57:15 ID:uu4132wM0
金縛りだ!
あせってもがきましたが、身体は全然動かせません。わずかに目が動かせるだけでした。
いつの間にか、私の部屋の北側の窓の前に、男の人が立ってました。
軍服姿で、腰には刀を差していました。
怖いながらも見ると、その男の人の顔には見覚えが無く、
その眼球全体が褐色がかっていて、顔の色は血の気が無く、青っぽいねずみ色をしていました。
唇の色と肌の色とは同じで、皺の一本一本が深く多かったのを覚えています。
じっとこちらを見るその男の人には腕が無く、下半身もおぼろで分かりません。
ただ、その褐色の眼球だけが印象的でした。

男の人は、何も喋らずこっちを見ていただけでしたが、
しばらくして、音も無く私の足元まで近づいて来たのです。
「助けて・・・お父さん・・・お母さん」
何度も叫ぼうとしましたが、声を出すことが出来ません。
そのうちどこからとも無く、「ここに住むな!」「人形が邪魔だ!」と声が聞こえてきました。
男の人の口は動いているのですが、声は別の所から聞こえてきます。
また、「ここに住むな!」「人形が邪魔だ!」と繰り返し聞こえる。
その声とは別の、違う声も聞こえてきました。
明らかに女の人と思われる声。
その声は、男の人の左側のにある、部屋の隅から聞こえてきます。
あまりに小さい声でしたので、何を言っているかは聞き取れなかったのですが、
その声が聞こえたとたん、私のまぶたは動くようになり、体も動かせるようになったので、
急いで布団をかぶりました。
「男の人はまだいるんだろうか?」
震えが止まらず、怖くて怖くて布団から顔を出せません。


610 :5:2005/08/22(月) 19:15:40 ID:uu4132wM0
どのくらいたったでしょうか、玄関を開ける音がして、両親が帰ってきました。
私は一目散に布団から飛び出し、さっきまで男の人が立っていた場所を見ないようにして、
明かりのついている玄関に走りました。
そして両親に、先ほど起きた事を話すと、笑いとばすどころか、見る見る顔が青ざめていきました。
今思えば、両親も私と同じ経験をしていたのかもしれません。

「人形といえば・・・」と母が、寝室の奥から古い木箱を持ってきて、私に見せてくれました。
箱の中には古い日本人形が入っており、母が自分の祖母から頂いたものだったそうです。
そんな人形があることも知らなかった私は、さっきの男の人の言葉を思い出し、また怖ろしくなりました。
しかし、祖母が亡くなる間際に、母に「この人形が、家族を守ってくれる」という話しをしてくれたと聞いて、
恐怖感も消え、落ち着くことが出来ました。

弟も大事に至らずに済んだという話も、その場で聞きました。
人形が私たち家族を守ってくれたのでしょうか?
その夜私は、母からその人形を借り、枕元に置いて眠りました。


612 :6:2005/08/22(月) 19:21:26 ID:uu4132wM0
高校を卒業して家を出た私は、それ以降不思議な事は起きていませんが、
知り合った霊感のあるという知人に、「貴方の家には守り人形がいる」と言われたことがあります。
両親や弟妹には、その後も色々と災難や事故等があったのですが、すべて大事には至らなかったです。
今現在は、その土地に実家はありません。

時折、田舎に戻ると、実家のあった前を通ることがあります。
そんな時、あの日の出来事がはっきりと思い出されるのです。

見ろ


268 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 04:11:20 ID:j1Ip4Vhk0
三年以上前ですが、人生で一番怖かったこと。

東横沿線の菊○に住んでたとき、改札左の飲み屋で、午前2時くらいまで女三人で飲んでた。
私以外はタクシーで帰ることになり、(私は徒歩20分のところに家が)
駅の階段をのぼって、反対のタクシー乗り場に2人を送りに行きました。
駅は歩道橋の様相で、タクシーの停まっている道路に向かって階段を降りていたら、
前から小柄な男性がのぼってきました。
他に人もいず、私たちはすれ違いました。


271 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 04:19:23 ID:j1Ip4Vhk0
友達をタクシーに乗せて、さて私も歩いて帰るかと、今来た階段を戻るためのぼりはじめると、
階段の頂上でさっきの男性が立っていて、こっちを見下ろしています。
しまったと思い、さも間違えたふりをして私はきびすを返し、階段を降りはじめました。
タクシーで帰ろうと思ったのです。
ですが田舎の深夜菊○駅前のこと。今行ってしまったタクシー一台しか停まっていませんでした。
その場で待つのも怖いので、とりあえず走ってすぐ近くの松○に入ろうとしました。
ちらりと振り返ると、すぐうしろまで男性は近づいて来ていました。

走ると刺激するかもと思ったので、早足で逃げようとしたとき、
「ねえねえ、遊びにいこうよ」と腕をつかまれました。
意外と若い声でした。外見は30近かったと思います。
私はやべえなと思いつつ、腕をゆっくりふりほどき、
「でももう帰るから」と答えました。
男性は私の目を見ず、私の頭の上に視線を定めたまま、
「聞こえなかった?『遊びに行こうよ』って言ったんだよ」と言いました。


273 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 04:30:06 ID:j1Ip4Vhk0
怖くて答えられませんでしたが、私が首を振ると、チッと舌打ちして、
「じゃこれ見てよ、これだけ」と、ポケットから携帯電話を取り出して開け、私の目の前に突き出してきました。
「いや…、そんなことしたくないから」と、とにかく松○に逃げようとしていたのですが、
「聞こえなかった?聞こえてるよね?
 これ見ればいいんだよ、これ見てよ、見ようよ、見たらいいんだよ、見てよ、見て、み、み、みみみ」

その間ずっと、男性は私の頭上を見たまま、私と目を合わせません。
大声を出したいのですが、その瞬間男性がなにをするかと思うとできなくて、
携帯見ればいいのかと、「みみみみみみ」とくり返す男性の言う通りにしてしまおうかと考えたとき、
「どうされました?」と、タクシー乗り場から声がしました。
タクシーの運転手さんでした。
その瞬間、男性は大きく体をふるわせて驚いて、持っていた携帯を取り落としました。
そのとき、思わず落ちた携帯の液晶画面を見てしまったのですが、
そこには『上を見て。あれなぁに?』と、メール作成画面に書かれていました。


276 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 04:38:50 ID:j1Ip4Vhk0
男性があわてまくって、「かー、かかかかか」とつぶやきながら、携帯を拾って逃げようとしたとき、
走ってきた運転手さんが男性の腕をつかんで、
「ちょっと待ちなさい。今、警察に電話するから」と大声で言いました。
男性は思い切り運転手さんを蹴り、だぶだぶのズボンの後ろポケットから、
携帯ナイフ(折りたたみ)を一生懸命取り出そうとして、ひっかかっていました。
「おまえも、あなたも、上を、上を見ればいい!」と言いながらやっとナイフを取り出して、両手でナイフを広げて、
私に向かってゆっくり歩いてきました。
私はもう頭が真っ白になって、男性から目を離せなく凍り付いていたのですが、
運転手さんが「やめなさいっ」と言う間に、男性は「くそぉ、くそぉ」と言いながら、
「どうして上を見ないんだよ、上見ろよ、うえっ、うえっみっみ」
と、ナイフをまたポケットに入れづらそうにしまって、ゆっくり歩いて駅の階段をのぼっていってしまいました。

警察は呼びましたが、あとのことは知りません。

肩凝り外伝


278 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:08:01 ID:/D2XOAhb0
私の同僚に起こった不思議な話。
私の同僚の名前は、仮に佐藤さんとしておきます。

佐藤さんは良く働く忠実な人で、会社での信頼もある40過ぎのおじさんです。
仕事上の私の至らない面な部分とかも、私の知らないうちに直してあったりで、本当に御世話になってます。
上記のような事とかがあって、それについて御礼を言ったりすると、
「あっ、直してた俺?」なんてとぼけたりするような、いい感じの人です。


280 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:10:47 ID:/D2XOAhb0
去年の夏が過ぎようとしていた頃でしょうか。
めずらしく佐藤さんが、
「いやぁ最近疲れが溜まってきてるのかな。肩凝りが酷くてね」なんて事を言ってたんです。
日頃から真面目だし、仕事での愚痴なんかも佐藤さんの口からは聞いた事が無かったので、少し吃驚しました。
けれど、そこは忠実な佐藤さんの事。
傍目から見ていても働き過ぎなんじゃないかなと思うし、疲れが溜まるのも無理ない話だよねと思って、
「佐藤さん、働き過ぎなんですよ(笑」なんて言葉をかけると、
佐藤さんも「そうかもしれないなぁ。確かに御盆過ぎからは特に忙しかったしな。今頃夏バテかな?(笑」
なんて笑って同調してました。
そんな愚痴を言う割に佐藤さんの笑顔がとても快活なので、私もやっぱり働き過ぎだよねなんて思いつつ、
「そうですよ(笑」なんて笑って返しました。


281 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:12:36 ID:/D2XOAhb0
そんな感じで、一週間くらい過ぎたあたりからでしょうか。
佐藤さんの様子がちょっとおかしくなってきました。顔色もあまり良くないようでした。
「どうしたんですか?」と私が聞くと、「うーん…どうも肩凝りが酷くなっていってる感じかなぁ」との答え。
それを聞いて流石に私も心配になって、「一度病院に行ってみたらどうですか?」と言うと、
佐藤さんはしばらく考えてから、「うーん…その方がいいな。早めに診てもらってくるよ」と病院に行く様子。

それから3日か4日後くらいに、佐藤さんは病院に行って診察を受けました。
「病院に行ったら結果教えて下さいね」と言っていた私の所に佐藤さんが来て、結果を話してくれました。


282 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:14:12 ID:/D2XOAhb0
「病院に行って検査とか受けてみたけれど、
 医者は『特に問題は無い。働き過ぎからくる疲れが溜まっているんじゃないか』としか言われなかったんだよな~
 …個人的にはそのレベルじゃないくらいに酷いと思ってたから、何かの病気かなとか思ってたけれど…
 俺も年齢上、流石に身体が草臥れてきたかなぁ(笑」
との事でした。
結果が問題ないって事を聞いて私も安心して、
「あんまり頑張り過ぎちゃだめですよ!(笑」と念を押す感じで言いました。
佐藤さんも「そうだなぁ。そろそろ身体の事も考えて仕事するようにしていかなくちゃなぁ(笑」と言っていました。
結果を聞いて私も佐藤さんも安心した感じだったのですが、
やっぱり佐藤さんの肩凝りは、日に日にひどくなる一方で良くなりませんでした。


283 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:15:39 ID:/D2XOAhb0
しばらくたったある日、仕事が終わった後に友だちと呑みに行く約束をしていた私は、
定時に仕事を上がり、佐藤さんにお疲れの挨拶をしに行きました。
佐藤さんは、今日も残業していく様子でした。
「お疲れ様です、佐藤さん。あんまり頑張らないって言ってたのにだめですよ」と声をかけると、
「おお、お疲れ。いやあ、ああは言ったものの、やっぱり動いてないと落ち着かなくてね」と佐藤さん。
「そうですか…。でも無理はしないでくださいね」と返すと、「ありがとうね(笑」と佐藤さんは笑ってましたが、
笑った顔も疲れきっている感じでした。
「これから上がり?」そう佐藤さんに聞かれたので、
私は「はい、今日は友だちと呑みに行く約束してまして」と答えると、
「そうかそうか。楽しいといいな呑み会」と言ってくれて、下まで見送りに来てくれるとの事になりました。


284 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:17:45 ID:/D2XOAhb0
下で友だちが迎えに来るまで佐藤さんとしゃべったりしていると、友だちが来て、
私は佐藤さんに挨拶をして、友だちの車に乗りました。
佐藤さんは車が発進するまで、玄関口で手を振っててくれてました。
そんな様子を見て友だちも、「いい同僚さんがいるね」なんて佐藤さんの事を誉めていました。

呑みに行って、呑みながら色々話していると、
友だちが「ねぇ、さっきのあなたの同僚さん。最近何か変わった事とかない?」なんていきなり聞いてきました。
いきなりなんだろうと思って、「どうして?」と聞き返すと、友だちは少し考えたあとこう言いました。
「…うん。私さぁ、結構不思議なものとか見える体質なんだ。昔からさ」
「不思議なもの?」
「うん、霊とかさ」
「えっそうなの!?」
「まぁ、あんまり人には体質の事言わないけどさ。気味悪がられたりするし。
 でもさ、さっきさ、あなたの同僚さん見た時さ、かなり酷い感じだったから聞いてみたんだよね」
「かなり酷いって、何が酷いの?」
「…憑いてる数がさ。あんなにいっぱいのせてると、疲れが多分どっかに出てるんじゃないかと思ってさ。
 ちょっと数が普通じゃないから、気になって聞いてみたんだよね」


285 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:19:06 ID:/D2XOAhb0
驚愕な事を聞かされました。
今までそんな可能性だとか全然考えてもいませんでした。
でもいきなり言われても信じれないので、最近の事を佐藤さんに聞いてみようと思いました。
友だちもそうした方がいいって言ってましたし…。

次の日の休憩時間に、それとなく佐藤さんに最近の事を聞いてみました。
佐藤さんははじめ話すのが嫌そうな感じでしたが、私の真剣な感じがわかったのか、こう話してくれました。
「実は…最近、家で寝ていたりすると、
 耳元で誰かしゃべってる声が聞こえたり、金縛り?みたいなのにもよくなっていて…。
 俺は一人身だから、誰かの声がするだとかそんな事はありえないだろ。
 なのにそんな声が聞こえてきたりするものだから、ちょっと精神がまいっているのかなと思って、
 精神科にでも行こうと思っているんだよ」と。
これを聞いて私も吃驚しました。
友だちの言っている事が正しいとすれば、声が聞こえてきたりするような事もあるかもしれません。
私は昨日、友だちに聞いた事を佐藤さんに話してみました。


286 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:20:15 ID:/D2XOAhb0
佐藤さんも少し半信半疑な様子でしたが、話を聞いている最中にふと、
「そういえば…。肩凝りが始まった頃から、変わった事が一つあるな」と言い出しました。
それは何か私が聞くと、
「うん。いつも車で帰っているルートが今工事中で、最近はちょっと違う道を通って帰っているんだ」との事でした。
でも、そんなルートが変わったくらいで、そんな現象が起こるものかどうかが、
ちょっと二人とも?な感じだったので、
友だちにその事を話すと、知り合いの霊能力者を紹介してくれるとの事でした。
その事を佐藤さんに話すと、佐藤さんはやっぱり半信半疑でしたが、
とりあえず話だけは聞きに行ってみるという事になりました。
そして佐藤さんは、その霊能力者の所まで相談に行きました。


287 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:22:05 ID:/D2XOAhb0
相談が終わって帰ってきた佐藤さんは、別人のように元気になっていました。
何があったのかいうと、実は佐藤さんは霊を呼んでしまいやすい体質であった事。
それと、変わった帰りのルートが、実は有名なスポットを通る事になっていたいう事。
という事でした。
そのスポットを佐藤さんが通る事で、そこに居着いている霊を、
知らず知らずのうちに引っ張り続けていたらしいです。
帰る道を変える事と、お払いをしてもらう事で、嘘のように肩凝りは消えたと言う事でした。

佐藤さんから聞いた、霊能力者の話の一文が、今でもとても強く私の記憶に残っています。
「帰る度にドスンドスンと重くなっていってた筈よ。トレーニングマシンの負荷が上がるようにね。
 …でも大事にならなくて良かったわね。
 あのままその道通り続けてたら今、きっとあなたこの世にいなかったかもしれないし」

佐藤さんからは、たくさんの御礼の品をもらいました(笑
不思議な事ってあるんですね…。

肩凝り


278 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:08:01 ID:/D2XOAhb0
私の同僚に起こった不思議な話。
私の同僚の名前は、仮に佐藤さんとしておきます。

佐藤さんは良く働く忠実な人で、会社での信頼もある40過ぎのおじさんです。
仕事上の私の至らない面な部分とかも、私の知らないうちに直してあったりで、本当に御世話になってます。
上記のような事とかがあって、それについて御礼を言ったりすると、
「あっ、直してた俺?」なんてとぼけたりするような、いい感じの人です。


280 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:10:47 ID:/D2XOAhb0
去年の夏が過ぎようとしていた頃でしょうか。
めずらしく佐藤さんが、
「いやぁ最近疲れが溜まってきてるのかな。肩凝りが酷くてね」なんて事を言ってたんです。
日頃から真面目だし、仕事での愚痴なんかも佐藤さんの口からは聞いた事が無かったので、少し吃驚しました。
けれど、そこは忠実な佐藤さんの事。
傍目から見ていても働き過ぎなんじゃないかなと思うし、疲れが溜まるのも無理ない話だよねと思って、
「佐藤さん、働き過ぎなんですよ(笑」なんて言葉をかけると、
佐藤さんも「そうかもしれないなぁ。確かに御盆過ぎからは特に忙しかったしな。今頃夏バテかな?(笑」
なんて笑って同調してました。
そんな愚痴を言う割に佐藤さんの笑顔がとても快活なので、私もやっぱり働き過ぎだよねなんて思いつつ、
「そうですよ(笑」なんて笑って返しました。


281 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:12:36 ID:/D2XOAhb0
そんな感じで、一週間くらい過ぎたあたりからでしょうか。
佐藤さんの様子がちょっとおかしくなってきました。顔色もあまり良くないようでした。
「どうしたんですか?」と私が聞くと、「うーん…どうも肩凝りが酷くなっていってる感じかなぁ」との答え。
それを聞いて流石に私も心配になって、「一度病院に行ってみたらどうですか?」と言うと、
佐藤さんはしばらく考えてから、「うーん…その方がいいな。早めに診てもらってくるよ」と病院に行く様子。

それから3日か4日後くらいに、佐藤さんは病院に行って診察を受けました。
「病院に行ったら結果教えて下さいね」と言っていた私の所に佐藤さんが来て、結果を話してくれました。


282 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:14:12 ID:/D2XOAhb0
「病院に行って検査とか受けてみたけれど、
 医者は『特に問題は無い。働き過ぎからくる疲れが溜まっているんじゃないか』としか言われなかったんだよな~
 …個人的にはそのレベルじゃないくらいに酷いと思ってたから、何かの病気かなとか思ってたけれど…
 俺も年齢上、流石に身体が草臥れてきたかなぁ(笑」
との事でした。
結果が問題ないって事を聞いて私も安心して、
「あんまり頑張り過ぎちゃだめですよ!(笑」と念を押す感じで言いました。
佐藤さんも「そうだなぁ。そろそろ身体の事も考えて仕事するようにしていかなくちゃなぁ(笑」と言っていました。
結果を聞いて私も佐藤さんも安心した感じだったのですが、
やっぱり佐藤さんの肩凝りは、日に日にひどくなる一方で良くなりませんでした。


283 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:15:39 ID:/D2XOAhb0
しばらくたったある日、仕事が終わった後に友だちと呑みに行く約束をしていた私は、
定時に仕事を上がり、佐藤さんにお疲れの挨拶をしに行きました。
佐藤さんは、今日も残業していく様子でした。
「お疲れ様です、佐藤さん。あんまり頑張らないって言ってたのにだめですよ」と声をかけると、
「おお、お疲れ。いやあ、ああは言ったものの、やっぱり動いてないと落ち着かなくてね」と佐藤さん。
「そうですか…。でも無理はしないでくださいね」と返すと、「ありがとうね(笑」と佐藤さんは笑ってましたが、
笑った顔も疲れきっている感じでした。
「これから上がり?」そう佐藤さんに聞かれたので、
私は「はい、今日は友だちと呑みに行く約束してまして」と答えると、
「そうかそうか。楽しいといいな呑み会」と言ってくれて、下まで見送りに来てくれるとの事になりました。


284 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:17:45 ID:/D2XOAhb0
下で友だちが迎えに来るまで佐藤さんとしゃべったりしていると、友だちが来て、
私は佐藤さんに挨拶をして、友だちの車に乗りました。
佐藤さんは車が発進するまで、玄関口で手を振っててくれてました。
そんな様子を見て友だちも、「いい同僚さんがいるね」なんて佐藤さんの事を誉めていました。

呑みに行って、呑みながら色々話していると、
友だちが「ねぇ、さっきのあなたの同僚さん。最近何か変わった事とかない?」なんていきなり聞いてきました。
いきなりなんだろうと思って、「どうして?」と聞き返すと、友だちは少し考えたあとこう言いました。
「…うん。私さぁ、結構不思議なものとか見える体質なんだ。昔からさ」
「不思議なもの?」
「うん、霊とかさ」
「えっそうなの!?」
「まぁ、あんまり人には体質の事言わないけどさ。気味悪がられたりするし。
 でもさ、さっきさ、あなたの同僚さん見た時さ、かなり酷い感じだったから聞いてみたんだよね」
「かなり酷いって、何が酷いの?」
「…憑いてる数がさ。あんなにいっぱいのせてると、疲れが多分どっかに出てるんじゃないかと思ってさ。
 ちょっと数が普通じゃないから、気になって聞いてみたんだよね」


285 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:19:06 ID:/D2XOAhb0
驚愕な事を聞かされました。
今までそんな可能性だとか全然考えてもいませんでした。
でもいきなり言われても信じれないので、最近の事を佐藤さんに聞いてみようと思いました。
友だちもそうした方がいいって言ってましたし…。

次の日の休憩時間に、それとなく佐藤さんに最近の事を聞いてみました。
佐藤さんははじめ話すのが嫌そうな感じでしたが、私の真剣な感じがわかったのか、こう話してくれました。
「実は…最近、家で寝ていたりすると、
 耳元で誰かしゃべってる声が聞こえたり、金縛り?みたいなのにもよくなっていて…。
 俺は一人身だから、誰かの声がするだとかそんな事はありえないだろ。
 なのにそんな声が聞こえてきたりするものだから、ちょっと精神がまいっているのかなと思って、
 精神科にでも行こうと思っているんだよ」と。
これを聞いて私も吃驚しました。
友だちの言っている事が正しいとすれば、声が聞こえてきたりするような事もあるかもしれません。
私は昨日、友だちに聞いた事を佐藤さんに話してみました。


286 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:20:15 ID:/D2XOAhb0
佐藤さんも少し半信半疑な様子でしたが、話を聞いている最中にふと、
「そういえば…。肩凝りが始まった頃から、変わった事が一つあるな」と言い出しました。
それは何か私が聞くと、
「うん。いつも車で帰っているルートが今工事中で、最近はちょっと違う道を通って帰っているんだ」との事でした。
でも、そんなルートが変わったくらいで、そんな現象が起こるものかどうかが、
ちょっと二人とも?な感じだったので、
友だちにその事を話すと、知り合いの霊能力者を紹介してくれるとの事でした。
その事を佐藤さんに話すと、佐藤さんはやっぱり半信半疑でしたが、
とりあえず話だけは聞きに行ってみるという事になりました。
そして佐藤さんは、その霊能力者の所まで相談に行きました。


287 :本当にあった怖い名無し:2005/07/31(日) 23:22:05 ID:/D2XOAhb0
相談が終わって帰ってきた佐藤さんは、別人のように元気になっていました。
何があったのかいうと、実は佐藤さんは霊を呼んでしまいやすい体質であった事。
それと、変わった帰りのルートが、実は有名なスポットを通る事になっていたいう事。
という事でした。
そのスポットを佐藤さんが通る事で、そこに居着いている霊を、
知らず知らずのうちに引っ張り続けていたらしいです。
帰る道を変える事と、お払いをしてもらう事で、嘘のように肩凝りは消えたと言う事でした。

佐藤さんから聞いた、霊能力者の話の一文が、今でもとても強く私の記憶に残っています。
「帰る度にドスンドスンと重くなっていってた筈よ。トレーニングマシンの負荷が上がるようにね。
 …でも大事にならなくて良かったわね。
 あのままその道通り続けてたら今、きっとあなたこの世にいなかったかもしれないし」

佐藤さんからは、たくさんの御礼の品をもらいました(笑
不思議な事ってあるんですね…。


野良猫日記


658 :本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 12:59:21 ID:AGQqAIL00
9/27
野良猫が一人暮らしの俺の部屋に入って来た。窓は閉めてあったのにどうやって?
窓に鍵はかかってなかったから、猫が自分で開けて自分で閉めたのか…??
あまり気にせず猫とじゃれる。

10/30
また猫が餌を貰いにやって来た。
頭がいいやつで、窓がしまっているとカリカリと爪を立てて、俺に開けろと合図する。
動物大好きな俺。餌を食べるとすぐ帰る猫。
なんとか長居させようとするが尽く失敗。

10/2
どうやら、みのもんたとニシンの缶詰めが好きみたいだ。
みのもんたがテレビに映っていると、TVをじっと見ている。
触られるのが嫌いなのか引っかかれた。

10/4
昼になるとみのもんたを見に?家へ猫がやって来た。
テレビがついていないと、リモコンに乗って自分でつけた!
もう一回消して瞬間をムービーで撮ろうとしたが、消された事に腹を立てたのかまた引っかかれる。

10/5
怒ってしまったのか今日は現れない。

10/7
まだ現れない…

10/9
野良猫来たー
おとなしくニシンを食べる猫。メロメロな俺。

10/10
家に帰ると、もう猫は家の中にいた。窓には鍵がかかっていたのに…
テレビも付いていた。俺が消し忘れたのかもしれないが。

ぼーっといっしょにテレビを見ていたとき、
俺じゃない誰かが「そりゃないわぁ」っと言った。はっきり聞こえた。
テレビの司会者の言葉に対して言った様だった。
ものすごく驚いたが、猫も驚いてる感じだった。
ほかには何も言わず猫は去って行ってしまった。


808 :658:2005/10/17(月) 11:01:45 ID:E0yega1B0
10/11
猫きた!!
しゃべりかける…(いつもしゃべりかへているが)
やたらと会話しようとしたがムシ。やはり気のせいか???

10/12
めずらしく朝から猫が来ました。
猫の名前決めていないのでここで募集していいっすか?メスでシマ猫です。

10/14
友人達と俺の家で晩酌中、猫登場。
つまみをみんなからもらっていた。
そのうちふざけてミルク割り焼酎を与えてみた。
意外と飲むがすぐに寝てしまった。 

麻雀に燃えていると、
「あー・ーん…・ー」
呻き声が聞こえてきた。猫が唸っていた。
みんなもびっくりしていた。
猫を飼っていた友人も初めて見たと言っていました。
なんて言うか、声が人っぽいし、おっさんっぽい。
酔っぱらったおっさんが言いそうな感じでした。

10/15
明け方、友人は始発で帰り、俺は猫と一緒に眠りについた。
9時ごろになって猫がくしゃみを連発。
水しぶきで起きる俺。
何かゲホゲホ言っていて苦しそうなので、「水飲むか?」って聞くと、「あぁ」って答えた。
俺も猫同様二日酔いで頭がぼーっとしていたから、あまり驚かなかった。
普通に水をあげながら、「お前しゃべれんじゃん」って言ったら…
「ナー」(何言ってんのあたし猫よ)って感じで、猫らしく鳴かれた。

10/16
猫がコオロギを捕って来た。
俺がゴキブリかと思って騒いでいたら、「ぶふふ」って笑われた。
メスのはずなのに声がおっさん。何故だろう???

10/17
今朝はまだ現れません。


不可解な体験、謎な話~enigma~ Part29

21 :本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 15:55:23 ID:FL1feu/y0
10/17
名前がニシンに決まりました。
紙にいろんな名前を書いて目の前に置くと、
ニシンと書いた紙の上にドシっと乗っかったので、ニシンに決まりました。
ただ食べたかっただけかもしれないが…

10/18
猫グッズが部屋に増えて来ました…
俺が風呂から上がると、俺が脱ぎ捨てたパンツで遊んでいた。
猫じゃらしには見向きもしなかったのに…。

10/19
またパンツが一つダメになってしまった。
腹が立ったので、勢いよく目の前で屁をすると、「ううぇ」っていやそうな顔をして叫だ。
またおっさんの声だった!そして噛まれた。

10/22
毎日来ていたのに全く顔を見せません…屁がいけなかったのか?

10/23
だんだん心配になって来ました。保健所に連れていかれたんじゃ…

10/24
午前4時、家を出るとき、部屋の前におっさんがころがっていた。
(多分よっぱらい)マジでビビッた。
仕事遅刻ギリギリだったので警察も面倒だし、普段なら放って置くんだが、
もしかしたらニシンかも!?っと思ったので、部屋に入れて置いてきました。
家に帰ったらニシンになっているかもしれません(・∀・)ワクワク


196 :本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 12:30:46 ID:N8IWCkvK0
10/24
家に帰ると誰もいませんでした。
部屋は荒らされた後もなく、ニシンもいませんでした。ションボリ…

10/26
朝部屋の戸を叩く音がした。
うるさいなーと思いながらも戸を開けると、一昨日のおっさんがいた。
ニシンが人間になって帰ってきたのか!と思ったが、ただのお礼だった…
たいそう気に入られてしまった。

10/27
ニシンが心配で探して見たがどこにもいない。
俺が行く近くのスーパーに、よく残り物を貰いに現れていたが、そこにもいなかった。
試食のおばちゃんに聞いてみたが、やはり最近は見ていないそうだ。

10/28
アパートの部屋にも窓にも鍵がかかっていた。
そしてニシンじゃない黒猫が、部屋で勝手にテレビを、みのもんたを見ていた。
そいつにもニシンをやると、むしゃむしゃと食べ、ニヤっと笑うと出ていった。
最近の野良猫の間では、みのもんたが流行っているのか??

10/30
いつものスーパーへ酒を買いに行くと、試食のおばちゃんが話しかけてきた。
「あんたが探してた猫。この前道路の脇で死んでたのよ。きっと車にひかれちゃったのね…」
と言われ、すごくショックを受け、フラフラと家へ帰えった。

鍵を開けるとテレビの音がした。
テレビの音からして、ミリオネアの再放送だ。
そーっと中へ入ると、「あほやな~そらcやわ」っておっさんの声がした!!
慌てて部屋へ入ると、黒猫の方だった。
黒猫はビクッっとしていたが、その後は知らん顔でまたテレビを見ていた。
動きや鳴き方もニシンと一緒で(猫なんてみんな同じなのか?)、見ているテレビも同じだった。

10/31
朝起きると、黒猫がニヤっと笑って、ぴょんっと窓から出て行った。
いつの間に入ったのか?窓の鍵も開いていた。
そしてテレビはつけられていて、パンツが3枚ダメになっていた…


197 :196:2005/10/31(月) 12:31:20 ID:N8IWCkvK0
俺の憶測だが。
俺はニシンは長年生きた化け猫だからしゃべれるんだと思っていた。
もしかしたら、おっさんに取り憑かれたただの猫だったんじゃ…

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