妨害


680 : 本当にあった怖い名無し 2009/04/06(月) 16:45:07 ID:/ZaEKoyW0
小学5年から同じクラスになったSってのがいた。
そいつ、うちに3回遊びに来ようとしたんだが、いずれもうちに入ることができなかった。

1度目。夏休みにうちに来ると言ったので、玄関脇の居間で待っていたんだが、来ず。
夜に電話してみると、「行って何度もベルならして叫んだけど出てこなかった」と。
「まあ、めんどくさくなって来なかったんだろう」とうちの親は言っていた。
ちなみに。もちろんベルは故障してないし、居間には家族もいた。

2度目。S以外に男女5名で、うちに来ることになっていた。
ベルがなったので玄関に出ると、S以外だけが来ていた。
聞いたら、ある女子が、
「さっき、どっかのおじさんが私に話しかけてきて、
 『あの子(S)のお母さんが事故だから、おしえてあげて』って言われたの」と。
それを女子から聞いたSは、急いで自宅に帰っていった。だが結局、何も無し。
5名のうち、後ろを歩いていた女子2人が、そのおじさんを確かに見たというが、
Sに告げたときには、もういなくなっていたとのこと。

3度目。俺が風邪で熱出して、2日3日休んでいたとき。
Sともう1人が来たようなのだが、うちのすぐ目の前でSだけ事故に遭遇。
ひどいぶつかりようだったので、すぐ救急車が来て運ばれたが、不思議と怪我はなかった。

そんなこんなで結局、Sが俺をなんとなく遠ざけるようになり、疎遠に。
学校でもあまり話さなくなり、そのままとなった。

それから15年くらい後。たまたま分かったことですが。
うちは、地元ではけっこう有名な武士の家系なんだけど、
大昔、うちと仲がよろしくなく、150年ほど前に反旗を翻して、
ちょっとした抗争を起こした家ってのがありまして。
それがSの先祖だった。
判明してからSのことを思い出して、びっくりした。

猫の声


495 : 本当にあった怖い名無し 2009/04/01(水) 19:04:24 ID:W6UtNDIjO
不可解って程じゃないけどw

俺はアパートの二階に住んでいるんだが、下は大家の車入れる車庫(ガレージ)になっている。
いつだったか、その車庫に野良猫が住み着いて、赤ん坊を生んでしまった事があった。
そん時、真上に住んでた俺が鳴き声で気付いた。

そして先日の事、真夜中に寝ようかと電気消して布団に入ると、ニャアニャアと猫の声が聞こえて来た。
まさかと思い畳に耳を押し当てると、やはり真下の車庫から聞こえる。数匹の猫の声。
またか…と思い、電灯持って下に降りて、シャッターの前に立った。一際聞こえるニャアニャア声。
面倒くせえなと思いながら、ヨイショとシャッターを上まで持ち上げた瞬間・・・
中からお婆ちゃんが3人、ノソノソと出てきたw
「え!ちょっ!何で!」と天パってる俺を尻目に、お婆ちゃん達はどっか行ってしまった。
その後、天パってわけがわからぬ状態のままガレージ内を点検したが、猫はいなかった。

あれって、お婆ちゃんが猫の真似してたのかな?
ちなみに大家にはまだ話してないw


508 : 本当にあった怖い名無し 2009/04/02(木) 03:01:52 ID:Oh0mklnsO
>>495
その婆ちゃん達の風貌はどんなんだったの?三つ子とか勘弁w


510: 495 2009/04/02(木) 07:11:54 ID:lfRWsx3rO
>>508
風貌は暗くてあんま見えなかったけど、普通にその辺にいるお婆ちゃんて感じだよ。
小さくて白髪で、腰が少し曲がったような。
3人の内1人しかちゃんと姿を確認出来てないけど、確かみんな同じような風貌だった。

初めまして


78 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 18:56:06 ID:WAZhknIHO
うちの母方のバアちゃんの話。
母方のジイちゃん、バアちゃんはアメリカ人で、うちの父は日本人、母はアメリカ人。

出張でアメリカにきていた父。
交際は当時むちゃくちゃ反対された。
特にバアちゃんが「日本人だけはダメ」と猛反対。
しかし、母もそこはアメリカの女の性格。
持ち前の気の強さと揺るぎない意志で、「絶対一緒になる!」と突っ走った。
バアちゃんが母を往復ビンタ、「絶交する!」と怒鳴りちらしても母は効かなかった。
(母は車ぶっ飛ばして家出して、一事音信不通になったりしていた)
とうとうお金を貯めた母は、父の住む日本東京へ行く日になった。
バアちゃんは「空港に見送りに、一緒にいきたい」と告げた。
穏やかなバアちゃんに??と感じつつ、空港でバアちゃんに会った。


79 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:06:53 ID:WAZhknIHO
バアちゃんが何かを差し出した。
古くて小さい日本のお守りと、古びた写真。
母は初めてみる物だったから(お守りというものすら知らなかった)、無造作に中を開けた。
そこには、古くてシワシワの小さな白い紙。米粒がひとつ入っていた。
古くてシワシワ紙を読んでみた。
日本語で『ローザ、君を愛している。』と書いてあり、英語の綺麗な字で『I love you』とあった。
パッとバアちゃんを見ると泣いていた。
わけをきくと、バアちゃんは結婚する前の大昔、日本人と恋に落ちた。
写真に写っている、背の低くて、丸い典型的な昔の眼鏡をした、優しそうな日本人。
それがバアちゃんが恋に落ちた彼だった。


80 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:30:02 ID:WAZhknIHO
しかし、戦後すぐのアメリカと日本。戦争の傷跡からか、周囲は二人の結婚に大反対。日本にいる彼の親も大反対。
連れ戻すように彼の親がアメリカにきて、彼を強制的に連れ帰ってしまった。
バアちゃんは何ヶ月か泣いて泣いて毎日を過ごした。自殺未遂まではかった。
そして、日本から一通の手紙が届く。中にはそのお守りがあった。
『ローザ、君を愛している。』
読めない日本語だったが、住所も書いてあり、バアちゃんは彼への愛を確信し、彼に会いに日本へ。
どうにかして彼の住む家付近に着いた。
近くを通った人に住所をみせ、家をきくと顔色が変わった。
つたない英語で「dead」と言われた。
半信半疑で家に着いた。生気のない母が迎えた。
彼は自殺していた。
あのお守りは、彼が厳しい両親の目をかい潜り送った、彼からのメッセージだった。
あれを書いた数日後に自殺した。


82 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 19:48:12 ID:WAZhknIHO
彼は死んだ・・・アメリカに戻り、その後の狂乱ぶりは街でも有名になるくらいバアちゃんは病んだ。
セラピーも何年も受けた。
どうにかして彼を忘れ日本を忘れ(暗示療法?)、ジイちゃんと結婚。
「まさかオマエ(母)が日本人と恋に落ちるとはね・・・
 私は光男(例の元カレ)を忘れようと、何年も必死だった。
 本心は、光男がいない世界なら死にたかった。
 あれから日本人とは、関わらないように関わらないないようにしてた。
 日本がトラウマになってたから猛反対した。怖かったから。悪かったね。
 だけど、日本人を好きになったと聞いたとき、ほんとうは嬉しかった」
と、バアちゃんが号泣しながら語ったという。

写真には幸せそうに寄り添う光男と若いバアちゃん。
不思議なのは、バアちゃんも母さんも、何も知らない日本人に一瞬で恋に落ちた。
家系なのか、単なる偶然なのか、怖くなくてごめん。


84 :本当にあった怖い名無し:2009/03/05(木) 20:16:39 ID:WAZhknIHO
あとひとつエピソードがあって、
光男(さん)が日本に連れ戻される前、泣き出したバアちゃんに、
「もし二人が引き裂かれて、離ればなれになっても、僕は絶対生まれ変わってでも君に逢いにくる。
 君がおばあちゃんになってても、僕は絶対に君に逢いにくるよ。
 その時は、僕はすました顔で、日本語で『初めまして』って笑って、桜を見せてあげよう。
 僕を忘れてもかまわない。だけど、そのときは思い出してほしい」
と言っていた。

母ちゃんが初めて父ちゃんをバアちゃんちに連れてきたとき、緊張しまくった父ちゃんは、
散々練習した英語虚しく、咄嗟に「初めまして」って言って、
中に日本桜が舞い散るスノードームのようなものを、バアちゃんにプレゼントした。
(誰にも話してないエピソードだから、バアはむちゃくちゃビックリした)
バアちゃん嬉しかったってさ・・・光男さん、ありがとう。

友人の予言


824 :本当にあった怖い名無し:2009/01/21(水) 16:41:24 ID:YArm0sWp0

勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 其101

399 :名無しさん@HOME :2007/02/27(火) 16:54:33
箸休めに友人のGJ?

まだ同居していたときのこと。
近くに住む友人が遊びに来た。
友人の職業が気に食わないトメは、彼女がくるなり同席し、なんだかんだと文句をつけ始めた。
友人はにこにこ笑ってやり過ごしていたが、話題が私の妊娠話にまで及んだ。
私は現在妊娠中だが、性別は女の子らしいとお医者様に言われている。
「私は跡取りをこの手に抱きたいのよ!」と叫んだトメに、友人がにっこり笑っていった。
「お姑さんは、お孫さんを抱くことは出来ないと思いますよ」
友人の自信に満ちた言葉に、暴言吐いていたトメは真っ青になり、ご近所の家に逃げていった。

それから一ヶ月ほどして、私は夫の栄転で同居解消し、東京に。
生まれた娘は、過去の暴言が夫の逆鱗に触れ、トメに会わせていない。
彼女の言葉のとおりになった。

時々こっちに遊びに来る友人は、「当たってよかったよ」と笑っている。
彼女の職業は占い師です。どういう意味にとったんだよトメw


413 :399:2007/02/27(火) 18:10:20
友人にGJありがとうございます。
友人は、ある占い師等を派遣している会社に登録している人で、お呼びがかかればどこにでも行きます。
こちらに来るのは、あくまで私事だそうですが。

トメの過去の暴言は、私に対して、
「オンナを生むなんて役立たずだ」
「無駄飯食い」
「男が埋めないならとっとと別れろ」
などでしたが、たまたま夫がお風呂から出てきた時に、
「お前みたいな女から生まれる娘なんて、お前同様ろくなもんじゃない」
と言ったのを夫が聞きつけ、大喧嘩になりました。

栄転になって出て行くとき、姑は泣いて夫に謝りましたが、夫はそれを無視して私たちと東京へ。
それ以来ほぼ絶縁状態です。


その後いかがですか? その31

912 :名無しさん@HOME:2009/01/18(日) 20:55:18 0
かなり前に、
「占い師の友人が遊びに来た際、嫌味を言ってきたトメに『お孫さんには会えませんよ』と言ってくれた」
とスカスレに書き込んだものです。
オカ板向きというか、嘘みたいな後日談が出来たんですが、
こちらに書き込ませてもらっていいでしょうか?


914 :1/3:2009/01/18(日) 21:01:02 0
では、皆さんの報告のお茶請けにでも。

件の友人の予言通りに、孫に会えないままだったトメ。
その後孫が生まれたと知り、誰彼ともなく泣きつきはじめました。
その中にお節介焼きの人がいて、その人が我が家の新住所をばらしてしまいました。

当然のように押しかけてくるトメ。ですが娘は幼稚園に行っていて留守。
追い返しましたが強引に部屋に侵入され、父の位牌を盗まれました。
「返して欲しければ孫ちゃんに会わせろ!」と、そのまま義実家に逃げ帰られてしまいました。

翌日、夫と共に義実家に赴き、位牌を返すように言いましたが、
「孫ちゃんはどうした!」「会わせないなら返さない!」の一点張り。
切れた夫が家捜ししても見つからず、問い詰めたところ、涼しい顔で、
「もう捨ててきた。早く取りに行かないと大変なことになるかもね。どこに捨ててきたか知りたくないの?」
と、にやにやしながら言いました。
真っ青になった私に、夫がトメの頬を殴りつけましたが、位牌を捨てた場所は言いません。
殺してやりたいと本気で思いました。

と、そこに件の友人から携帯に電話が。
「今取り込んでるから」という私に、『それはお父さんの位牌の件じゃない?』という一言。
「そう!そうだよ!」というと、
『今、義実家だよね?持っていくから、下手なことしちゃだめだよ』と言われました。
友人との会話を終えて、トメと更に殴ろうとする夫にそれを伝えると、二人とも呆然。
特にトメは、友人を覚えているらしく真っ青。

程なく友人が到着。持ってきてくれたのは、確かに父の位牌でした。
家に入ってもらうと、ツカツカとトメの前に立つ友人。
開口一番言ったのは、
「不思議でしょ?『どうして私がご位牌を持ってるの?』って思ってますよね?
 簡単ですよ。○○(私です)のお父さんが、私の夢に出てきてくれたからです」


915 :2/3:2009/01/18(日) 21:02:10 0
友人は私が結婚する前、良く実家に遊びにきていたため、
父と面識があり、父の葬儀にも駆けつけてくれたほど。
びっくりして声もない私達でしたが、トメは「ヒッ」とか言ってました。
「○○のお父さんがね、昨日私の夢に出てきて、
 『自分はここにいるから助けて欲しい。位牌を持っていってくれないか』と仰ったんですよ。
 嘘じゃないことはあなたが一番良くご存知ですよね?」
腰を抜かすトメを見ながら、私は友人の言葉に泣きそうでした。
「お父さん、あなたのことをとてもお怒りです。
 『娘を苛めるだけじゃ飽き足らず、可愛い孫にまで迷惑をかける』と。
 分かりますか?○○とお孫さんは、亡くなったお父さんに守られてるんです。
 ついでに私もついてます!
 次にあなたが手を出したときには、どうなるかわかりませんよ!」
トメ、腰を抜かして失禁。
改めて出入り禁止と、「二度と来るな」と怒鳴る夫。

その後、私たち夫婦と友人は、義実家を後にしました。
義実家から離れたファミレスに友人と共に入り、友人に聞いたところ、話した内容はトメに言ったとおり。
友人が寝ていると父が夢に出てきて、位牌が捨てられた場所を示し、
『助けて欲しい。そして、義実家に連れて行って欲しい』と話した。
『そしてトメに、自分が娘夫婦と孫を守っていると伝え、
 これ以上何かするなら黙っていない、と伝えて欲しい』と言われました。
友人はそれを承諾、そして今日ここに来た、と。

位牌が捨てられていたのは、うちの近所にある山裾の藪の中。
人が倒れてても気付かないようなとこです。
トメが腰を抜かすのも当然だと思います。


918 :3/3:2009/01/18(日) 21:09:29 0
帰り際に、
「『これ以上手が出せないようにする』とお父さん言ってくれてるから、
 近々あなたたちにとって、いい意味で家を移る事になると思うよ」
といった友人の言葉通り、今日主人の栄転で首都圏に引っ越すことが決まりました。
勿論、父の位牌も持っていきます。

ばらした親戚を夫が締め上げたところ、
丁寧なお詫びと、トメは相当懲りたのか、「あれ以来二度と顔を見せない」と言われたそうです。
もう引越し先も教えず、住民票もロックして引っ越すことにしたので、二度とこないでしょう。
それ以上に、まるで父が乗り移ったかのような友人を、怖がっているのかもしれませんが。

友人には本当に感謝です。
そして、凸してきたにも関わらず、友人の予言どおり孫に会えていないトメに、主人ともども苦笑いです。

長くなって申し訳ありませんでした。


931 :914:2009/01/18(日) 22:38:11 0
>>929
元報告の貼り付け、ありがとうございました。
随分前の報告なので、今の報告と少し食い違うところがあるので、それだけ訂正させてもらいます。
夫の仕事で東京に栄転→ある新しい部署が出来、夫が責任者として出向→今回再度首都圏に、
となっています。

友人には本当に感謝しています。
亡くなっても心配し愛してくれる、父の言葉を伝えてくれた彼女に、夫ともども感謝です。
孫娘を無事に育てるのは恩返しだと思い、頑張ります。

座敷女


243 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 05:27 ID:jQ2C7Hj/
一昨年まで、東京の三鷹に住んでた。
アパートの俺の部屋に朝4時頃になると必ず誰か来て、
郵便受けにバーナーかなんかで焼いた様な10円が入れられた。

気になって、入れる瞬間を誰がやってんのか見てやろうと思って、夜中に覗き穴を覗いた。
すると急に覗き穴の視界の下から、ニュッと座敷女みたいな奴が出て来て、ゲラゲラ笑い出した。
怖くて絶叫しちゃった。


245 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 05:42 ID:jQ2C7Hj/
警察に言ったけど、相手してくれんかったね。
10円は15枚になったけど捨てたわ。
何時の間にか来なくなったけどねぇ。
あの眉毛が薄く目の離れた、歯並びの悪い顔を思い出すと怖いわ。


248 :243だけんど:04/07/18 05:46 ID:jQ2C7Hj/
まぁその話は他にも色々続きがあるけど、長くなるんですが…イイ?


249 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 05:47 ID:+bihAK1E
怖いなら何でもいいよ


252 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 05:55 ID:jQ2C7Hj/
最初に気付いた時は3枚。大して気にしなかった。
4枚目が来た日に、夜中に外から子守歌みたいなが聞こえてきて、
(毎日歌詞が違ったから、たぶん女の妄想歌。鳥にさらわれるとか、尋常じゃない歌)
カチャッて郵便受けから音がした。
大して気にせず寝て、次の日起きたら4枚目の焦げた10円。
んで5枚目の時は、おみくじに包まれて来た。
6枚目は髪の毛4本くらい縛ってあって、そろそろ俺も不気味に思ってきたんです。


253 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 06:02 ID:jQ2C7Hj/
それで>>243の話に繋がった。

絶叫した後、警察に電話しようと思って電話の所行こうとしたら、
郵便受けに両手の指突っ込んできて、引っ張ってるわけ。ますます怖くなった。
そして受話器を取った瞬間に、郵便受けの開いた所からまたワケわかんない歌を絶叫された。
(山が割れて、天狗が来て、みんなさらわれた…みたいなイカれた歌)
そこであまりのうるささに気付いた、仲のいい隣の人から携帯に電話が来た。
「どうした?」って聞かれて、一部始終を話したら、隣の人が警察を呼んでくれる事になりました。


256 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 06:14 ID:jQ2C7Hj/
警察が来るって言う安心感から強気になって、「てめぇ、一体何なんだ消えれ!」つってドア蹴った。
すると号泣しだして、ドアを傘か何かでバシバシ殴って来た。
いい加減に堪忍袋の緒が切れた俺は、バット持って出て行った。
ソイツは泣き笑いの顔で、血が出る程(実際出てた)顔や腕をかきむしりながら歯を食い縛って、
「またいっしょだねぇ」って一言だけ呟いて逃げた。

次の日に郵便受けを見たら、切られた猫のしっぽが入れられてた。
見つけてすぐ吐いてしまった。

それからは来なくなったけど、隣の人も今までそんな事無かったって言ってたし、俺もソイツに覚えが無い。
一体何だったんだか。

申す


53 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 16:16 ID:eN6Zb2Y6
これは私が祖母に聞かされた昔話で、母が田舎にいた頃に、母の祖父(曾祖父?)に聞いたお話です。

母は中国地方にある小さな村で生まれ育ったのですが、
その村の裏の山には主(土地神)がいて、村人は年に数回お供えをしていたそうです。
そのお供えには、村の男が二人で向かうのですが、山へ入る前に、
『○○○○(むにゃむにゃ~と母は言ってました)申すか?申さぬか?』
『申す!』
と、おまじない(?)みたいな掛け合いをしていくらしいです。

ちなみに、山の主とは猿の妖怪(老猿?)で、目が合うと襲い掛かってくるそうです。
(普通の猿でも、目が合えば襲い掛かってきそうですがw)
万が一山で主に遭遇した時には、
目を合わせずに『申す!』と言うと、退散していくとの言い伝えがあるそうです。
妖怪は自分の正体がばれると力を失うらしいく、
申(猿)を『申す』に変えて呼んでいたのではないかと、母は言ってました。(お前は猿だ!って意味なのかな)


54 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 16:18 ID:eN6Zb2Y6
その村には、別の村から嫁にきた女が一人居ました。
ある日、その女が行方不明になったそうです。
村中でその女を捜索したところ、山のふもとで見つかりました。
女は体中に引っかき傷を負っていて、髪の毛は毟り取られ、
片目は潰れ、もう一方の目もえぐられていたらしいです。
村の老人はそれを見て、山の主さんと目を合わせてしまい、襲われたんだろうと言いました。
村人達は昔から山の恐ろしさを教えられているので、迂闊に山に入ったりはしなかったらしいのですが、
その女は好奇心が勝ってしまったのでしょう。

女はなんとか一命は取り留めたそうですが、
よほど怖かったのか、意識を取り戻した時、うわ言のように「申す…もうす…」と言っていたそうです。
(おまじないは効かなかったのでしょうか?)
恐怖のあまり気が触れたのか、それ以来、その女の前で山の主の話をすると、
狂ったように「申す!申す!」と繰り返すようになってしまったそうです。

ところが、村の子供達はそれを面白がり、女の旦那が仕事に出ている間にその女のところへ行き、
「やまぬしさん!やまぬしさん!」と、面白がって脅かしていたそうです。
その心労に絶えかねたのか、女はついには首を吊って自殺してしまったそうなのですが…


55 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 16:20 ID:eN6Zb2Y6
村に異変が起き始めたのは、それからしばらくした頃だそうです。
村に女の霊が現れるようになったそうで、
驚いて声を出したり物音を立てたりすると、髪をつかまれ、目玉を潰された後に殺される。
静かにしていれば何もしてこないそうなのですが、
両目の潰れた女の霊のあまりの恐ろしさに、発狂してしまう者も居たそうです。

恐れおののいた村人は、女の怒りを鎮める為に、
山の反対側の村はずれに社を建て、村人全員の髪の毛と一緒に祀ったということでした。

この話を聞いた私は、母におまじないを聞こうとしましたが、母の祖父が、
「このまじないを知ってる奴の所にも、女は現れる。
 社のある村の中に居れば、滅多なことは無いが、
 女のお前は、嫁入りして村を出ていくだろうから、知らない方が良い」
と、教えてくれなかったそうです。


56 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 16:21 ID:e/bRJMfr
『もーすもーす』と『両目潰れ』
『自己責任』系か?


58 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 16:46 ID:245OgAZQ
>>56
そうだね。

もし本当の話なら申し訳ないんだが、創作臭が・・・。


77 :53:04/07/23 18:00 ID:eN6Zb2Y6
>>58
年寄りが子供に聞かせる作り話でしょうね。
「悪い子は山につれてくぞ~」みたいな

ちなみに、オチでおまじないを書こうとしてたのですw
母方の叔父に、盆だったか正月だったかに会ったときに聞いたのですが、
「おーけぇ、やまぬし、たたり、まつり、もうすか、もうさぬか」だったと思います。
意味は知らないそうです。

彼女がいない友人


292 :本当にあった怖い名無し:04/10/14 21:11:08 ID:BOyHxCgw
友人のもり君には彼女がいない。もてそうな奴なのに、と不思議に思っていた。

ある日、二人で飲みに行く機会があった。
気になってそのことを訪ねてみると、彼は黙り込んでしまった。
聞いちゃいけなかったかなあ、と思っていたら、「家に遊びに来ないか」と誘われた。
気を悪くしてないことにホッっとして、僕は素直に申し出を受けた。

酔っていたから定かではないけれど、アパートに着いたのは夜の1時前くらいだったと思う。
もり君は鍵を開けると、不思議なことを言った。
「中に入ったら内側から鍵を閉めるから、この鍵で外から開けて入ってきて」
怪訝そうな顔をすると、「内側からかける鍵が壊れていないか調べたい」と言った。
僕はお安い御用と、彼が中からドアを閉めた後から、鍵を回して部屋に入った。

本当はここで、彼がしようとしていることに気づくべきだった。


295 :本当にあった怖い名無し:04/10/14 21:19:55 ID:BOyHxCgw
僕は部屋に入ると、彼と再び酒を飲みながら話すつもりだった。
しかし、酒が水みたいに感じる。
僕はなんだか、その部屋にいるのが嫌だった。
胸騒ぎがする。胃が浮き上がっているような感覚が止まらない。
こちらの気分が伝わったのか、彼の口調も重い。
僕は部屋に入ってからずっと気になっていることを、彼に軽い調子で訪ねたかった。


299 :本当にあった怖い名無し:04/10/14 21:28:32 ID:BOyHxCgw
だんだん家に帰りたくなってきた。彼の家に来てから30分もしない。
もう真夜中だから電車なんかない。それでも僕は、家に帰りたくてたまらなかった。
それくらい、その家にいるのが嫌だった。

その時、どんな言い訳をしたのかは覚えていない。動揺していたんだと思う。
だから、彼が僕を引き留めないことにも、疑問を覚えなかった。
僕は逃げるように、タクシーで家に帰った。


301 :本当にあった怖い名無し:04/10/14 21:41:44 ID:BOyHxCgw
今思い起こせば、最初の鍵が問題だった。
あれの意味は、僕にドアを鍵で開けさせることにあったのだ。
鍵でドアから入り、最初に出て行くこと。

ついこの前、彼女が僕のアパートに遊びに来た。
そして僕があの晩、頭の中で彼に訴え続けた疑問を口にした。
「玄関のハイヒール、誰よ」

僕は今夜にでも、家に友人を呼ばなければならない。

事件事故


712 :名無しだョ!全員集合:04/05/12 03:25 ID:???
親が道警勤務なので、事件事故の場合は親父の出動の方がニュース速報よりも早い。
だから道内の事件事故の速報は、恐怖よりも『親父の仕事』のイメージが強かったりする。

でも、豊浜トンネルの崩落のときはちょっと違った。
緊急出動を受けて、スーツに着替える親父の顔が妙に暗いのだ。
着替え途中の親父に、「今回は何?事件かなんか?」と聞くと、
普段は「言えん」とか、「あんたに話す必要ない」といって、決して出動内容を話さない父親が、
「事故」とだけポツリと言った。
そして母親に、「今回は多分、しばらく帰ってこれないわ。長引く」といって出て行った。

親父が出て行ってしばらくした後、ニュース速報が来て、現場の中継を見た瞬間に、
親父のあの表情の理由がわかった。
多分、最も初期の時点で既に生存が絶望的だった、そんな事故だったんだろう。

親父は4日間帰って来なかった。
5日目の夕方、着替えを取りに戻ってきた親父に状況を聞くと、
「直撃してる。バスは真下だ。方法が見つからん。ほとんどの家族が諦めてる」と言った。
そのあと、「スコープからの映像は見たの?中はどんな感じなの」と質問した。
「5センチ」
「何が?」
「スコープで確認できた遺体の身長だ」


924 :本当にあった怖い名無し:04/10/03 22:59:16 ID:LbrGqhwZ
>>919
すまんが、それどういうこと?


925 :本当にあった怖い名無し:04/10/03 23:34:39 ID:V09rRBx8
>>924 漏れは919と違うけど。
http://business2.plala.or.jp/position/sinrei/html/spot05.html によると、
『数日がたち現場復帰作業が進みバスが見えバスの厚さは約30cm程度になっていたと聞きました』とあります。
つまり、そこまで圧縮されてしまったのでしょう。


936 :本当にあった怖い名無し:04/10/04 16:47:36 ID:zhTUFWon
>>925
なんか怖いな。
そういや、高速道路の修理で橋げたが落下した事件があったけど、車なんか30センチくらいに潰れてたな。
助手席で生き残った母親のセリフが耳に残る。
「娘が突然いなくなったんです・・・」

ドイツ将校


703 :ポーランド:04/09/10 15:59:30 ID:PdgD4c2x
俺の嫁の爺さんから聴いた話・・・

時は1944年、11歳になるP君はポーランドに住んでいた。
当時はナチに占領されていた事もあって、生活は苦しかったらしい。
無論P君の家も(ユダヤ人ではなかった)まともな食事を食べられる余裕すらなかった。
P君の家はユダヤ人収容所が近く、村にはドイツ兵であふれていたそうだ。

ある日、P君が配達の仕事を終え(親の仕事の手伝い)、家へ帰る途中の事。
ユダヤ人収容所がある森の付近の道を、自転車で走っていると、前からドイツ軍の車が走ってきた。


704 :ポーランド:04/09/10 16:08:35 ID:PdgD4c2x
P君は即座に自転車から降りて端に寄った。
しかし車は通り過ぎず、P君の前で止まり、中からドイツの将校がおりてきた。
しばらくその将校はP君の顔を見つめて、しきりに頷いていたらしい。
ふいにその将校はニッコリとほほ笑みながら、ポケットからチョコを差し出した。
P君は受け取って「ありがとう」と言った。


709 :ポーランド:04/09/10 16:40:38 ID:PdgD4c2x
将校は、
「これから毎日、この時間に私の話相手になってくれたら、その分だけチョコをあげよう」
と、ほほ笑みながら言ったそうだ。
P君は頷き、「わかりました!」と言った。

その次の日から、P君は毎日仕事帰りに、森の端道で待っている将校に会った。
将校はその都度チョコを渡し、P君は歩きながらチョコを食べ、その日あった出来事などを話した。
(何を話していたかは忘れたらしい)
将校は自分からは話をせず、終始ほほ笑みを絶やさず、頷くだけであったという。

そんな日が続いたある日、いつも待っている将校がいなかった。


712 :ポーランド:04/09/10 16:54:51 ID:PdgD4c2x
P君はチョコも食べたいし、何よりも好奇心で、森の中にある収容所へと向かった。(将校から聞いた)
近づいてはならないと将校から言われたが、好奇心が勝ったらしい。

森を歩いていると(将校から聞いた)何かが腐ったような匂いがする。
森を抜ける途中、それはあった。
大きな穴。沢山の死体。
P君は叫び声一つ上げず、ただ震えながら見ていた。
その時、後ろからドイツ兵に肩を捕まれ、そのまま収容所の将校の部屋に連れていかれた。
(どのくらい歩いたか、収容所内をどう行ったか、まったく覚えてないらしい)


714 :ポーランド:04/09/10 17:10:05 ID:PdgD4c2x
部屋に入ると、大きな机に将校は座っていた。後ろの壁には大きなヒトラーの肖像画。
P君は今になって震えが止まらず、将校をちらちら見ていた。
将校は相変わらずほほ笑みを絶やさず、「そこに座りなさい」と言い、P君が座るとチョコを差し出した。
そして、「さあ、食べなさい」と言った。
P君は、もう食べるどころではなかったそうだ。
P君は「なぜ、あんなことをするんですか?」みたいな事を言ったらしい。
すると将校の笑みが急に消え、P君の肩に手を乗せて、ゆっくりこう言ったそうだ。
「あれを見たのかい?」
一回頷いて、顔を近付けてくる。


717 :ポーランド:04/09/10 17:18:18 ID:PdgD4c2x
「人間はね・・・何にだってなれるんだ。さあ食べなさい」
P君はこの時、泣きながらチョコを無理矢理食べたそうだ。
その後、ドイツ軍の車で家まで送ってもらい、以後部屋の中に閉じこもっていたそうだ。
(自転車は兄が取りにいった)

P君とは、私の嫁(ポーランド人)の爺さん。
爺さんは一昨年他界した。
ドイツ将校の名前は不明。
戦後どうなったかも分からないそうだ。

軽自動車


489 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:51 ID:Fb/ecBC6
何年か前にひどい目にあった話を投下します。

何年か前のある日の夕方、俺は友人Aを乗せて車を走らせていた。少し離れた友人Bの家で、酒盛りをする為である。
プチ同窓会のような感じで、大学時代の仲の良かった10人くらいで集まって飲もうか、ということになったのである。
そこで、家の近かったAを拾ってからBの家に向かう予定だったが、
Aが時間を勘違いしていて、出発が遅れたのである。
平謝りするAを車に乗せて結構なスピードで走っていたが、間に合うかどうか微妙だった。

友人Bの家は、山を越えた向こう側にあった。山越えの道に入ったら、車は俺ら以外に走っていなかった。
曲がりくねってはいるが一本道で、信号もなく片側一車線のそれなりに走りやすい道なので、
俺は調子に乗って飛ばしていた。

Aと他愛もない話をしながら車を走らせていると、
前方にやたらゆっくりと走っている、軽自動車のテールランプが見えた。
一本道であるために、山を越えてふもと付近に下りるまで追い越すスペースがない。
はっきり言って、焦っている俺たちには邪魔な存在だった。

そうこうしているうちに、軽に追いついてしまった。
俺とAは何を会話するわけでもなく、いらいらしながらその後ろを走っていた。
しばらく軽の後ろを我慢して走っていたが、やたら遅い。カーブの度に止まりそうな位ブレーキを踏む。
いくらなんでも遅すぎる。
この焦っている時に勘弁して欲しい、ってくらいの嫌味な速度で走り続ける軽自動車。
俺はとうとう痺れを切らしてAに言った。


490 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:51 ID:Fb/ecBC6
俺「いくらなんでも遅すぎるよなあ。見通しのええ所で対向車線に入って追い越すぞ」
A「・・・・・・・・・」
ん?Aから返事がない。ちらっと見ると、Aは真っ青な顔をしていた。
なんだか尋常な様子ではない。調子に乗って飛ばしすぎたから、車に酔ってしまったのだろうか・・・。
俺「おいA。どうした。気分悪いか?」
A「・・・・・・・・・」
俺「おい?どうした?」
Aに声をかけるが返事がない。気分が悪いというか、何かに怯えている?
俺「おい!A!なんだ?何があった?」
ちと怒鳴り気味に声をかけると、Aははっとしたように口を開いた。
A「あれはまずいぞ、Y(俺)!早く追い越してくれ!」
俺「はあ?何がまずいねん?訳分からん。まあ、追い越すけど・・・」

前が遅くていらいらしている所に、Aの訳の分からんリアクションでさらにムカッと来た俺は、
少し見通しの良い直線に来たところで軽を追い越した。
軽の前に入ってグッと加速する。
軽をバックミラーで確認すると、あっという間にいなくなった。

追い越しをかけて軽快に車を走らせていると、少し気分が落ち着いた。
Aの方をチラッとみると、Aも顔色が良くなって落ち着いているようなので、先ほどの事をたずねてみた。


491 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:52 ID:Fb/ecBC6
俺「おいA。何があった?」
A「・・・あのさ、見間違いかも知れんけどな。あの軽っておかしくなかった?」
俺「おかしいって・・・。まあ、異様に遅かったけどな。
 どうせ爺さんか婆さんかおばはんの、とろとろ運転やろ?」
A「・・・あの軽の中見んかった?」
俺「・・・見てないけど?」
A「・・・まあ、ええやん。止めよ。この話」
俺「そこまで話し振っといて止めれるかいな。なんやねん、一体」
話しながら、ふとバックミラーに目をやると、
さっきまで何もいなかった真後ろに、車が一台くっついて走っていた。というより、もろに煽られていた。
どう考えても、さっき追い越した軽が煽ってる以外に考えられない。
しかし、物凄い煽りようである。パッシングするはハイビームだわ・・・。
それでも、俺は速度上げて頑張って走ったが、一向に振り切れない。
そして挙句の果てに、クラクションまで鳴らし始めた・・・。
背筋に寒い物が走った。

俺「あかん。道譲るわ。さっきまであんだけとろかったくせに・・・」
そうAに告げると、Aが物凄い剣幕で言い返してきた。
A「あかん、ぜったいあかん。譲ったら、止まったらあかん!!!」
俺はAの様子に少々びっくりしたが、落ち着いてAに言った。
俺「無理。こんな調子で煽られてこんな速度で走ってたら、事故起こすわ。譲る」
Aが何故か涙目で俺を見ていたが、「分かった」と一言言うとうつむいてしまった。
俺が道を譲ろうと左ウィンカーを出し、速度をゆっくり落としながら車を左に寄せ始めると、
「ゴツン」という衝撃が後ろから走った。
早く行けと、バンパーでこづいているような感じだった。
相手が尋常じゃない奴だと、今更ながら気付いた。

道を譲るのは無理だと判断した俺は、また速度を上げて走り始めた。
物凄く恐ろしかった。下手に減速できない。道を譲る事も出来ない。
とにかく逃げ込めるスペースのある場所まで、事故を起こさないように走り続けるしかなかった。
もう少し行けば、山頂に休憩用の駐車スペースがあったはずだ。


492 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:53 ID:Fb/ecBC6
ものすごい煽りのプレッシャーを受けながらも、なんとか道の左側に山頂駐車場の出入り口が見えた。
24時間無料なので、出入り口はチェーンなど掛けられていない事は知っていたし、かなり広い場所なので、
スピードを出していたが、ぶつけずに駐車場に入る事が出来た。
駐車場の中に入ってすぐに車がスピンしてしまった。強引な角度で入ったためスピンしたのだろう。
突然のスピンに気が動転したが、
幸いにも駐車場には他に車はなく、かなり広い事もあって、どこにもぶつけずにすんだ。

停止してほっとして気がついた。あの軽自動車はいってしまっただろうか?
ふと一つしかない出入り口を見ると、その出入り口をふさぐ形で軽自動車が停車していた。全身総毛だった。
俺「どうしよ。なんか待ち伏せしてるみたいやで・・・」
Aに喋りかけたが、Aは先ほどからうつむいたまま、こちらを見ようともしなかった。
もともと気の強い方ではないAの事だ。かなりテンパッる事は、見ても分かるとおりだった。
俺がしっかりしなきゃいけない。

それよりも、先ほどぶつけられている事も気になっていた。
傷でも付けられていたら、弁償してもらわなきゃいけない。立派な接触事故だ。
怯えてテンパッてるAを見ているのと、ぶつけられ煽られた事に腹が立ってきた俺は、
なんであんなのにこっちがおびえなきゃいけないんだ、という気になってきて、恐怖より怒りが前に出てきた。
俺はAに「ちょっと文句言ってくる」と、捨て台詞をはいて車から降り、軽自動車の方へ歩いていった。
もちろんAは物凄い剣幕で反対してきたが、降りてしまえば関係ない。
何でも出てきやがれ、って感じで怒りを前面に出して、相手のほうへ歩いていった。

軽に近づいて不思議に思ったが、中にどんな奴が乗っているか分からない。
前面までスモークフィルムを貼ってるのか?とか馬鹿なことを考えながら、
軽自動車の運転席の窓ガラスをノックした。
すると、運転席側の窓がすーっと開いた。
中を見た俺は一瞬目を疑ったが、もう一度じっくり確認して・・・
一目散に車のほうへ逃げ帰った。
今まで生きてきた中で、一番早く走って一番大きな声を出しながら・・・。


493 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:53 ID:Fb/ecBC6
軽自動車の窓が開いた時、中には・・・人が乗っていた。
いや、そもそも人なんだろうか。それも何人も。
4人乗りの車に5人とか、そんなに生易しい物ではなかった。
もうギュウギュウ詰め。例えるなら、通勤ラッシュの満員電車状態である。
隙間がないくらいびっちりと、狭い軽自動車の中が人で埋まっていたのである。
上下左右人の向きは関係なく、テトリスで隙間なく積み上げていくブロックのように・・・。
しかも全員顔色が真っ青で、目が空洞の様になっていた。
老若男女いろんな人・・・。
その苦しそうな体勢の人たちが一斉に、窓の外に立っている俺のほうに顔を向けているのである。
首が180度回っている奴もいた。
結局中が見えなかったのは、人で車内が埋まっていたからである。

車に戻ると慌てて車を発進させた。
Aは何も言わず、うつむいてガチガチ震えていた。
恐怖でパニクってた俺は、とにかくこの駐車場から出なきゃいけない、逃げなきゃいけないと思い、
強引ではあるが、出入り口に止まっている軽と柵の間のスペースに、
車を滑り込ませて無理矢理すり抜けようとした。
左の柵に当たった。バリバリといやな音を立てて、車と柵が悲鳴を上げた。
しかしそれどころじゃなかった。隣にある軽の方を見ないようにして、思いっきりアクセルを踏んだ。
車の頭が駐車場から道に入った瞬間、ついうっかり右を見てしまった。
視界に軽自動車が入った。中の人が全員こちらを見て笑っているように見えた。
そこで物凄い衝撃を食らって意識がなくなった。

気付いたら病院だった。


494 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 15:54 ID:Fb/ecBC6
結局、駐車場から車の頭を物凄い勢いで出した俺の車に、
普通に走ってきた車が、俺の車のフロント部分横へぶつかったのである。
Aは頭を打ったらしいがほとんど外傷がなく、軽い打ち身があちこちにあるくらいで無事だった。
俺は開いたエアバックに思いっきりぶつかったせいなのだろうか?
鼻を骨折して前歯が3本ほど折れて、足もどうやったのか分かんないけど、右足の骨にヒビが入っていた。
打ち身も体のあちこちに出来ていて熱が出て、しばらく入院を余儀なくされた。
相手の方は、20過ぎの女性で無傷だった。お互いに車はボコボコだったけど・・・。
結局、警察と保険屋が入って、お互い話し合いして決着は付いた。

後日、退院できるかなといった時に、事故った相手の女性が見舞いに来てくれた。
相手の女性に軽自動車の事を聞いたら、そんな車はいなかったと言われた。

先に退院したAは、やはり前に走っている時から、あの軽自動車の中身が分かっていたらしい。
俺が見てないのなら、俺にまで変な恐怖を味あわせたくなかったから、黙っていたらしい。

車は直せない事もなさそうだったけど、なんだか縁起が悪そうだから廃車にした。

退院はできたけど、打ち身の痣がしばらく消えなかった。
なんだか痣の形が、手のひらで叩いた後のようになっていた。
それも、大きい物から小さい物まで、たくさんの人に叩かれたようになっていた。
ちなみに、Aの体に出来た打ち身もそんな感じだったらしい。

Aが、財布の中に入れてあった母親から貰った身代わりお守りが、(そんなようなもんがあるのかな?)
粉々に割れていたとも言っていた。

結局、手の形をした痣もそれも、時間はかかったけど今ではすっかり綺麗に直った。

オチも何もないけど、洒落にならんかった。怖かった。
あの軽自動車もなんだったか分からない。
今でも車を運転していて後ろを煽られると、あの時の事を思い出す。


503 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 16:40 ID:IEK/CtsA
面白かったけど・・・
>>結局中が見えなかったのは、人で車内が埋まっていたからである。

窓開けただけで見えるなら、窓ガラス越しにも見えるんじゃないのか?


505 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 16:59 ID:XTdAQ8Ww
>>489-494
いいものを読ませていただきました。軽自動車にみっしりの人・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル
ちなみに、どの辺りの場所での体験でしたか?


509 :本当にあった怖い名無し:04/09/07 17:18 ID:Fb/ecBC6
>>503
表現が悪かったですね。スマンです。
前から見たとき、何かで覆われているような感じはしたんです。
それこそ濃いスモークフィルムのような感じでした。
おまけに、人があんだけみっしりと詰まっているなんて夢にも思わなかったので、
ガラス越しにじっくりみませんでした。
もしかして、じっくり見れば見えたかもです。
とにかく中の人に文句言ってやろうという一心で、あの軽自動車に近づいていったので、
運転席の窓が開いてから中の状況を理解するのに、数秒かかりました。
何かの幻覚だったんでしょうか・・・。

>>505
関西方面です。H県なんですけどね。
そんな山越えルートなんて通らなくても、Bの家には行けたんですよ。
何でそこを通ったかもはっきり覚えてないです。
ただ、Aを拾ってから大回りして迂回路を通って行くより、Bの家に近かったんです。

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